医療法人真誠会 真誠会セントラルクリニック
医療法人真誠会 真誠会セントラルクリニックの基本情報・アクセス
医院名 | 医療法人真誠会 真誠会セントラルクリニック |
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電話番号 | 0859-29-0099 |
住所 | 〒683-0852 鳥取県米子市河崎580 |
WEBサイト | https://shinseikaicentralclinic.jp/ |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:00〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
15:00〜18:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
いびき・睡眠時無呼吸症候群治療を担当しているドクター

当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。院長の春日正隆(かすがまさたか)と申します。
当院は外来診療をはじめ、訪問診療・人工透析・健診・関連介護福祉施設の診療を行っています。
これからは予防医学が特に重要と考えており、健診(市健診・企業健診・人間ドック)・がん検診にも力を入れています。健康な時だからこそ健診を受けていただき、病気の早期発見・治療を行い、その後の皆さんの健康維持に貢献できたらと考えています。
当院を受診することで、患者さんに安心していただけるよう「質の高い医療」と「きめこまやかな対応」を目指し、スタッフ一同頑張ってまいります。
また、当法人には介護関連施設も多数ありますので、病気のことはもちろん介護に関することなどお困りごとや不安なことがありましたら、どんな些細なことでもご相談下さい。
医療法人真誠会 真誠会セントラルクリニックの特徴
患者さんがご来院されるきっかけ
当院を受診される患者さんの多くは、「最近よく眠れない」「眠りが浅くて疲れが取れない」といった自覚症状から来院されます。また、高血圧の治療を受けている方の中には、実はその原因の一つとして睡眠時無呼吸症候群が関係している場合もあり、医師の勧めで検査を受けられるケースもあります。
さらに、健康診断の中で睡眠に関するスコア(眠りの質)を測定し、その結果から簡易的なSAS(睡眠時無呼吸症候群)検査を行うきっかけになることもあります。こうした健診を通じて、初めて自分の睡眠に問題があることに気づかれる方も少なくありません。

睡眠時無呼吸症候群への認識
睡眠時無呼吸症候群については、最近ではテレビやメディアの影響で、CPAP治療を受けている芸能人の話などを通じて、多くの方が名前や概要を知るようになってきました。そのため、「もしかして自分もそうかもしれない」と気づいている方も増えています。
しかし一方で、「検査が面倒そう」「今のところ特に困っていないから大丈夫」といった理由から、症状を放置してしまう方が少なくありません。実際、日中の眠気や集中力の低下、高血圧との関係など、日常生活にじわじわと影響を及ぼすにもかかわらず、病気の深刻さや治療の必要性が十分に伝わっていないのが現状です。
「ちゃんと眠れているから大丈夫」と感じていても、無呼吸は自覚がなくても起こっていることが多く、放置することで心臓病や脳卒中などのリスクが高まることが知られています。だからこそ、少しでも気になることがあれば、早めの検査・治療がとても大切です。
当院の睡眠時無呼吸症候群治療
当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療として、主にCPAP療法を中心に行っています。症状の程度に応じて、軽症から中等症の方には、マウスピース(口腔内装置)による治療を提案することもあります。
「いびきが気になる」「眠りが浅い」など、明確な症状がなくても気になる点がある場合には、まず簡易検査を行い、その結果で問題が見られた場合は、当院でそのままCPAP治療を導入します。また、より精密な診断が必要と判断した場合には、連携先の病院をご紹介し、一泊入院での検査を勧めることもあります。

患者さんにとって治療が他人事にならないように、「放置するとどうなるか」ではなく、「今、体の中で何が起こっているのか」を丁寧に説明することを大切にしています。たとえば「なぜ夜中に何度も目が覚めてしまうのか」といった日常的な疑問に対しても、具体的に、分かりやすくお伝えしています。
また、高血圧と合併しているでかかりつけの患者さんには、睡眠時無呼吸症候群があると脳卒中や心疾患のリスクが3〜4倍に高まることをしっかりとお話しし、理解いただいたうえで検査・治療を進めています。丁寧で分かりやすい説明と、個々に合った治療方針で、安心して取り組んでいただける診療を目指しています。
患者さんへのメッセージ

睡眠時無呼吸症候群は、見た目にはわかりにくい病気ですが、実は身体に大きな負担をかけています。たとえば、プールで息を止めて1~2分我慢することを想像してみてください。その後、苦しくて一気に呼吸したくなるはずです。それと同じような状態が、寝ている間に何度も何度も起きているのがこの病気の特徴です。
睡眠中に何度も呼吸が止まり、そのたびに脳や身体は目覚めに近い状態になってしまうため、しっかり眠れていないのです。日中の眠気や集中力の低下だけでなく、高血圧や心臓病、脳卒中など、将来的な健康リスクも高まります。
「今すぐ困っていないから」「出張が多くて治療機器が使いづらいから」と後回しにしてしまう方もいらっしゃいますが、そうした方こそ、実は治療が必要なことも多いのです。治療によって症状が改善し、生活の質が上がる可能性も十分にあります。
放置せず、できる範囲からでも治療を始めることが、ご自身の健康を守る第一歩です。無理なく、続けられる方法を一緒に考えていきましょう。