梨子田内科クリニック

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家族が気づく睡眠時無呼吸症候群のサイン

睡眠時無呼吸症候群（SAS）で来院される方のきっかけとしては、主に家族や周囲の方からの指摘が大きいです。たとえば、家族から「いびきがひどい」や「夜中に呼吸が止まっているようだ」と言われ、それをきっかけに検査を受ける方が多いです。また、テレビや雑誌などで特集が組まれると、それを見た方が心配になり、受診されることもあります。自覚症状が少ない病気のため、患者自身が「もしかして自分も？」と思うよりも、外部からの指摘で気づくケースが多いのが特徴です。

睡眠時無呼吸症候群、CPAPと体重管理で改善

睡眠時無呼吸症候群の治療方法としては、主にCPAP（持続的陽圧呼吸療法）が用いられます。この機器を使うことで、夜間の呼吸を補助し、気道の閉塞を防ぐことができます。CPAP治療は非常に効果的で、多くの患者さんがこれを使うことで症状の改善を実感されています。他にも、生活習慣の改善や体重管理も重要な治療方法となります。特に肥満のある方は、減量が症状の緩和に大きく寄与するため、食事指導や運動療法が行われることもあります。