春待坂ハートクリニック

春待坂ハートクリニックの基本情報・アクセス

医院名 春侍坂ハートクリニック
電話番号 044-948-7676
住所 〒216-0004 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1丁目18−10 フレンドベース3階
アクセス ・田園都市線 「鷺沼駅」より徒歩5分
駐車場 駐車場につきましては提携は行っておりませんが、ビル敷地内に「名鉄協商パーキング」と、近隣には「リパーク鷺沼1丁目第2」がございます。また、建物正面の道路上にパーキングメーターもございます。
WEBサイト https://harumachizakahc.jp/index.html
診療時間 日祝
09:00–13:00
15:00–19:00

休診日:水曜日、土曜午後、日祝日/受付は診察終了30分前まで

ドクター


院長一木 美英

はじめまして、院長の一木 美英(いちぎ よしひで)と申します。

この度、桜並木の美しい春待坂の地に開業させていただくこととなりました。専門は一般内科・循環器内科になります。

「人生100年時代」とも言われる超高齢化社会に日本がなってから久しく、今後も高齢者人口は増加していくと推定されています。高齢化が進むにつれて循環器病(心疾患・脳血管疾患)の割合は増加しており、2035年にむかって「心不全パンデミック」と呼ばれる高齢心不全患者の激増が想定されています。日本人の死亡原因の1位は悪性新生物(がん)ですが、循環器病は悪性新生物に次ぐ死因となっています。それだけでなく、「介護が必要になった原因」では循環器病が1位にランクインしています。

私は26年にわたり市中病院を中心として、一般内科・循環器内科の診療を行ってまいりました。2014年からは横浜市内の病院でご高齢の方に対する医療に従事し、循環器病が命だけでなく生活の質を落とす原因になることを実際に目の当たりにしてきました。
最後まで元気に人生を過ごすためには循環器病が進行する前にコントロールしていくこと、そしてそのためには生活習慣病をきちんと管理していくことが重要であると強く感じております。しかし2019年から現在まで続く新型コロナウイルス感染症の流行で、感染リスクを減らしたいと受診控えが起こり、持病の悪化・コントロール不良となるケースが相次ぎました。自身も感染制御室室長として新型コロナウイルス感染症の治療に当たりながら、患者様が安心して医療を受けられる環境を整備していくことの必要性を感じるようになりました。

安心して受診していただける環境の中、循環器病の予防を中心とした医療を行いたいと考えるようになり、縁あって鷺沼の地にて開業いたしました。循環器内科を中心に、内科一般、生活習慣病、発熱外来の診療を通して皆様の心身を健康に保つお手伝いさせていただければと考えております。様々な病気の方が安心して受診できるクリニックにしたいと考えております。どうそよろしくお願いします。

経歴

山梨医科大学 卒業
山梨医科大学医学部附属病院 第2内科にて初期研修
関東を中心に病院にて一般内科・循環器内科診療に従事
山梨大学医学部附属病院 第2内科助教
医療法人社団景翠会 金沢病院医長 兼 感染制御室室長

専門医・資格

  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本I C D協議会 インフェクションコントロールドクター

 

春待坂ハートクリニックの特徴

睡眠時無呼吸症候群が発覚するケースは多岐にわたる

睡眠時無呼吸症候群に関して、患者様が当院を訪れるきっかけは多岐にわたります。一部の患者様は、いびきを家族など周囲の方から指摘されて気づかされるケースがあります。また、高血圧や血圧がなかなか下がらないといった症状を抱えている方も、その原因として睡眠時無呼吸症候群が疑われることがあります。

当院のホームページに「睡眠時無呼吸症候群外来」の情報を掲載しているため、これを見て来院される方もいらっしゃいます。さらに、心不全や不整脈などの心疾患を持つ患者様が、日中の過度な眠気などをきっかけに検査を受けた結果、睡眠時無呼吸症候群が発覚するケースもあります。

患者様に最適な治療計画を提案しています

睡眠時無呼吸症候群の治療方法には、主にCPAP(持続陽圧呼吸療法)の導入とマウスピースの作成があります。CPAPは、適用がある患者様には非常に有効な治療法ですが、継続率は約半分程度となっており、特に日中の眠気がない患者様には夜間の使用が難しいことがあります。一方、CPAP治療が合わなかったり、軽症から中等症の睡眠時無呼吸症候群の場合はマウスピースを作成し、これによって数値が大幅に改善するケースもあります。治療方法は患者様の状態や生活習慣によって異なり、一概には言えないため、個々の患者様に最適な治療計画を提案しています。

当院では、予防をメインとしており、高血圧や睡眠時無呼吸症候群などのリスクファクターを減らすことで、心不全パンデミックの予防や健康寿命の延伸を目指しています。非薬物療法も選択肢の一つとして取り入れ、患者様一人ひとりに合わせた治療を心がけています。