松浦医院

松浦医院の基本情報・アクセス

医院名 松浦医院
電話番号 072-988-0788
住所 大阪府東大阪市喜里川町1-24
アクセス 近鉄奈良線「瓢箪山」駅より北向き徒歩5分、マックスバリュー北側を右折すぐ
駐車場 病院横に専用駐車スペースがございます。
WEBサイト https://matsuura-cosmos.or.jp/
診療時間
9:30~13:00
17:30~19:30

▲…日曜日・祝日診療 / 10:00~17:00(但し第1、第3日曜は休診。第5日曜がある場合は午前中のみ診療・午後休診)    休診日…土曜、第1・第3日曜

ドクター

医師岸 亜矢子Ayako Kishi

身体の不調や悩みがあるとき、私なら、どんなクリニックに行きやすいだろうか?また相談しやすいだろうかと考えました。患者さん1人1人の診療に責任をもってとことんみていける、相談しやすいクリニックを目指して、地域に貢献していきたいと思います。女性ならではの目線で、皆さまの信頼を得られるよう努力を重ねていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

経歴

2010年
卒業
東大阪医療センター初期研修医
東大阪医療センター放射線科
済生会泉尾病院総合内科

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本抗加齢医学会

松浦医院の特徴

眠気に悩まされるだけでなく大きな病気につながる可能性も

私が睡眠時無呼吸症候群に力を入れるようになったのは、以前勤めていた病院で、禁煙外来と無呼吸外来を担当することになったのがきっかけです。元々は禁煙外来への興味の方が強かったのですが、たくさんの患者さんと接するうちに、睡眠時無呼吸症候群への関心が高まり、また、合併症として怖い病気を生じさせる危険もある病気ということもあり、注力するようになりました。もう7,8年はこの病気と向き合っていることになります。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に低酸素の状態が続くため、息をしようとするたびに心臓に負担がかかってしまい、熟睡できず体も休まらない日が続きます。その影響で日中に眠気が出やすかったり、作業効率が落ちたり、ひどいときには交通事故を引き起こしてしまうことがあります。さらに怖いことには、心筋梗塞や狭心症、脳卒中といった大きな病気につながることも少なくありませんので、早めの治療が非常に大切です。
現在、当院に来院される患者さんは、「いびきがすごい」とご家族に指摘されてお越しになる方が一番多くなっています。また、院内に睡眠時無呼吸症候群のポスターを掲示しており、それをご覧になって心配になり「検査を受けてみたい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。あまり気負わず、ちょっと話を聞く程度のつもりで結構ですので、ご相談いただければと思います。

患者さんにできるだけ長く治療を続けていただけるように

睡眠時無呼吸症候群の検査を行い、症状が軽かった場合は生活習慣の見直しのアドバイスを行ったり、歯科でマウスピースを作ることをおすすめしたりしています。症状が重度の場合は、CPAP(シーパップ)という機械を使った治療をすることがほとんどです。これは、機械に繋がったマスクを装着することで、睡眠中も強制的に呼吸をするようにする治療法です。毎日マスクをつけて眠っていただくことになりますので、「よく眠れる!もうこれ無しでは眠れない!」とすすんでつけてくださる患者さんもいれば、「着けるのが面倒」「着けて眠るのに慣れない」「つい忘れてしまう」といった理由で治療が途中で止まってしまう患者さんもいらっしゃいます。当然ながら途中で治療が止まってしまっては、症状が回復することはありませんので、当院でも患者さんの負担の少ない機械が新しく出れば積極的に導入するなど、この治療を続けやすいようにさまざまな工夫を行っています。

この機械を必要としなくなる日が来るまでしっかり続けていただけるよう、患者さんがお困りのことにはきちんと耳を傾け、対処していくという姿勢は今後も続けていきたいと考えています。

最初に述べたように、睡眠時無呼吸症候群は治療せずに放置していると、取り返しのつかない病気につながってしまうこともあります。もしご家族にいびきの大きさを指摘されたり、日中の眠気やだるさにお困りでしたら、ぜひ一度検査を受けてみられることをおすすめいたします。