阿部いきいきクリニック東中野

阿部いきいきクリニック東中野の基本情報・アクセス

医院名 阿部いきいきクリニック東中野
電話番号 03-3360-1180
住所 〒164-0003 東京都中野区東中野5丁目6番6号 東中野メディカルビル2階
アクセス JR「東中野駅」徒歩3分 都営大江戸線「東中野駅」徒歩6分
WEBサイト https://abe-ikiiki.com/
診療時間 日祝
09:00–12:30
14:30–19:30

休診日:日曜日・祝日/最終受付:午前は12:00まで、午後は19:00まで。※:9:00~12:30/14:30~17:00(オンライン診療のみ) ▲:14:30~17:00 ※最終受付:16:30まで

ドクター


院長阿部 裕之

2023年7月、東京都中野区東中野に「阿部いきいきクリニック東中野」を開院させていただきます院長の阿部 裕之(あべ ひろゆき)と申します。

私は山梨医科大学医学部を卒業後、横浜労災病院に研修医として入職し、様々な診療科で臨床研修を積む中で、救急医療を自身の専門にしようと決意しました。突然の病気や怪我でお困りの患者様に幅広く対応ができることが、医師として理想の姿だったからです。

研修修了後、都内有数の救急病院である東京都立墨東病院で、救急医としてのキャリアをスタートさせました。軽症から重症まで、病気から怪我まで、幅広い患者様の診療にあたらせていただきながら、危険な兆候を見逃さない「目」と、素早く適切な対処ができる「腕」を身につけるべく、奮闘する日々を送りました。

救急患者様の中でも、心不全や心筋梗塞といった循環器病の方は、症状が重いうえ緊急の処置も必要となります。このような患者様を一人でも多く救いたいという思いから、循環器内科医として研鑽を積み始めたのもこの時期でした。

心臓カテーテル手術を数多く経験し、元気になって退院していく患者様の姿にやりがいを感じるとともに、循環器医療の素晴らしさを実感いたしました。同時に、循環器病による命の危険を減らすには、発症後の治療だけでなく、高血圧や糖尿病など、いわゆる生活習慣病をしっかりと管理・治療していくことが重要だと強く感じるようにもなったのです。

その後、練馬総合病院、大高病院の勤務を経て、それまで経験する機会の少なかった、在宅や施設で療養されている高齢患者様や、慢性期の患者様の診療にもたずさわり、医師としての視野を拡げることができました。自分の目指す医療のかたちが少しずつ明確になり、これまでの経験を活かして、一人一人の患者様と丁寧に向き合えるクリニックを作りたいと思い至り、この地に開業することといたしました。

総合内科専門医・循環器専門医・救急科専門医の立場から、最新のエビデンスに基づいた医療を提供することはもちろん、病気から怪我の応急処置まで幅広く対応し、地域の皆様の生活に安心をもたらせるようなクリニックを目指してまいります。皆様の生き生きとした人生を全力でサポートいたしますので是非当院をご利用ください。
末永くよろしくお願い申し上げます。

経歴

山梨医科大学医学部(現、山梨大学医学部)卒業
東京都立墨東病院
横浜労災病院
練馬総合病院
大高病院

専門医・資格

  • 日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本集中治療医学会 集中治療専門医
  • 日本糖尿病協会 糖尿病認定医
  • 東京都難病指定医
  • 臨床研修指導医(厚生労働省)

 

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本救急医学会
  • 日本集中治療医学会

阿部いきいきクリニック東中野の特徴

睡眠時無呼吸症候群は、仕事のパフォーマンスに直結する問題

睡眠時無呼吸症候群に関して、患者様が来院されるきっかけは様々です。一部の方は他人からの指摘を受けて気づかされるケースがあります。これは、いびきの大きさや睡眠中の呼吸が止まる瞬間を家族などが目撃し、その異常に気づいてもらえることが多いです。また、自身で健康に対する意識が高く、睡眠時無呼吸症候群が将来の健康にどのような影響を及ぼすかを理解している方もいます。これらの方々は、日中の過度な眠気や集中力の低下などの症状を自覚し、インターネットなどで情報を得た後、専門の医療機関を受診することが多いです。

特に、当院ではサラリーマンの方々が日中の眠気をきっかけに、自分で情報を収集し来院されるケースが目立ちます。これは、仕事のパフォーマンスに直結する問題として自覚されるため、早期の解決を求めている傾向があります。

CPAP治療の継続で日中の眠気や高血圧などの症状が改善されることが多い

睡眠時無呼吸症候群の治療にはいくつかの方法がありますが、最も一般的なのはCPAP(持続陽圧呼吸器)治療です。CPAPは睡眠中に鼻に装着するマスクを通じて一定の圧力の空気を供給し、気道を開放させることで呼吸を正常に保つ治療法です。しかし、すべての患者様にCPAPが適しているわけではありません。マスクのフィット感や鼻の通りの問題など、患者様によってはCPAPの使用が難しい場合もあります。そのような場合には、鼻腔通気度検査を行い、鼻の通りを改善するための投薬治療や、必要に応じて耳鼻科での治療を行うこともあります。

また、肥満が原因である場合には、体重管理による改善が期待できますが、睡眠時無呼吸症候群は完治する病気ではなく、症状の管理と合併症の予防が治療の主目的となります。CPAP治療を継続することで、日中の眠気や高血圧などの症状が改善されることが多く、患者様の生活の質の向上に寄与します。

患者様によってはCPAPの使用に時間がかかることもありますが、当院では患者様一人ひとりに合わせた丁寧な説明とサポートを行い、治療の継続を促しています。睡眠時無呼吸症候群は循環器疾患とも密接に関連しており、適切な治療が心臓病の予防にもつながります。